一人で悩まない!~みんなで悩みを解決するヒント探し~

日々の生活や仕事の準備を進める中で、どうしたら良いか分からず一人で悩んでしまったり、同じようなことで何度もつまずいてしまったりすることはありませんか。誰にでも、大小さまざまな困りごとはあるものです。今回は、そうした日々の困りごとを乗り越えるためのヒントを見つけるプログラム「問題解決技能訓練」についてご紹介します。
問題解決技能訓練とは?
問題解決技能訓練とは、その名の通り、問題や困りごとを解決していくためのスキルを身につけるためのプログラムです。しかし、堅苦しい座学や一方的な講義ではありません。参加者全員で一つの困りごとについて話し合い、解決策のアイデアを出し合い、その中から最も現実的で実行可能な方法を選び出していく、実践的なグループワークです。まず、参加者の中から一人が、現在抱えている困りごとをテーマとして提示します。そして、その困りごとに対して、他の参加者全員が「自分だったらこうするかもしれない」「こんな方法もあるのでは?」といった視点で、自由にたくさんの解決策のアイデアを出していきます。ここでは、アイデアの善し悪しを判断せず、とにかく多くの選択肢を出すことが大切です。たくさんのアイデアが出揃ったら、それぞれのメリットやデメリット、実行する上でのハードルなどをみんなで検討します。最終的に、テーマを提示したご本人が、出された意見を参考にしながら「これなら自分にもできそうだ」「試してみたい」と思える解決策を選び、行動計画を立てます。この一連のプロセスを通じて、一人で悩みを抱え込まず、客観的かつ建設的に問題と向き合う力を養うことを目的としています。
日常の困りごとは尽きず、内容もさまざま
このプログラムで扱うテーマに、決まったものはありません。仕事に関することから日常生活のことまで、ご本人が「困っている」と感じることなら、どんなことでもテーマになります。例えば、「朝、時間通りに起きることができず困っている」「仕事でミスをしてしまった後の気持ちの切り替えが難しい」「上司や同僚への報告・連絡・相談をどのタイミングですれば良いか分からない」「休日に何をすれば良いか分からず、結局無駄に過ごしてしまい自己嫌悪に陥る」「面接で緊張してしまい、うまく自分をアピールできない」など、その内容は人それぞれです。一見すると些細なことのように思えても、本人にとっては大きなストレスになっていることも少なくありません。「こんなことで悩んでいるのは自分だけかもしれない」と感じていた悩みが、実は他の人も同じように経験していることだと分かり、それだけで気持ちが楽になることもあります。どんな悩みも、安心して話せる場がここにあります。
全員で解決策を練ることで、自分では思いつかない解決策に巡り合える
一人で悩んでいると、どうしても自分の思考の癖や過去の経験にとらわれ、考え方が堂々巡りになってしまいがちです。「こうするべきだ」「これしかない」と思い込んでいても、実はもっとたくさんの選択肢があるかもしれません。問題解決技能訓練の最大の魅力は、自分一人では決して思いつかなかったような、多角的な視点や考え方に触れられることです。他の参加者の経験談や異なる価値観から生まれるアイデアは、まさに目から鱗が落ちるような発見の連続です。例えば、ある問題に対して自分は「もっと頑張る」という解決策しか思いつかなかったとしても、他の人からは「誰かに手伝ってもらう」「便利な道具を使ってみる」「やり方そのものを変えてみる」「思い切って少し休む」など、さまざまな角度からのアイデアが出てきます。一つの問題に対して、解決策は一つではないということを体感できるのです。また、他の人の悩みに対して自分もアイデアを出す側に立つことで、相手の立場に立って物事を考える練習にもなります。人の意見を尊重しながら自分の考えを伝えるコミュニケーションの訓練にも繋がります。
問題解決技能訓練に取り組んでみませんか
当事業所では、今月末より、この「問題解決技能訓練」を開始いたします。もしあなたが、一人で悩みを抱え込んでしまうことが多い、もっと広い視野で物事を考えられるようになりたい、問題解決のスキルを身につけて今後の仕事や生活に活かしたい、と考えているなら、このプログラムはきっとあなたの力になるはずです。他の利用者の方々と一緒に、前向きに困りごとと向き合う時間を過ごしてみませんか。少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、見学や体験にお越しください。北上センタースタッフ一同、皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。