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ピッキングで学ぶ、お仕事の基本のキ

私たちの事業所では、就職を目指す皆さんのために、ビジネスマナーやパソコンスキル、コミュニケーション訓練など、様々なプログラムを提供しています。今回はその中から、多くの職場で役立つ実践的な訓練「ピッキング」についてご紹介します。

ピッキング訓練とは?

「ピッキング」と聞くと、あまり馴染みのない言葉かもしれません。ピッキングとは、物流倉庫や工場のバックヤード、店舗などで、お客様からの注文書や作業指示書(発注書)に基づいて、棚から指定された品物を正確に集める作業のことを指します。インターネット通販で注文した商品が、どのようにして私たちの手元に届くのかを想像していただくと分かりやすいかもしれません。その過程には、このピッキング作業が必ず含まれています。

私たちの事業所で行うピッキング訓練では、実際の職場環境を想定し、模擬の指示書を使って品物を集める練習をします。例えば、「商品Aを3つ、商品Bを5つ、棚の指定された場所から集めてください」といった指示に従い、広い倉庫内を模した空間から目的の品物を探し出し、数を間違えないように集めていきます。この一連の流れを通して、仕事の基本となるスキルを学んでいきます。

ピッキング訓練で求められること

ピッキング作業で最も重要視されるのは「正確さ」です。指示書に書かれている内容を正しく理解し、適切な品物を、指定された数量だけ正確に集めることが求められます。もし違う品物を集めてしまったり、数量を間違えてしまったりすると、お客様にご迷惑がかかり、会社の信用問題にも繋がります。そのため、訓練ではまず、焦らず丁寧に作業を進めることを大切にしています。

似たような品物がたくさん並んでいる中から、品番や商品名を注意深く確認し、目的のものを正確に見つけ出す注意力。そして、集めた品物の数量を間違いなく数える集中力。これらは、ピッキング作業に不可欠な能力です。スピードももちろん大切ですが、それは正確な作業ができるようになってから意識するべき次のステップです。まずは一つ一つの指示を確実にこなし、確認を怠らない習慣を身につけることが、この訓練の大きな目標となります。

ピッキング訓練で得られる効果

ピッキング訓練は、単に品物を集める練習というだけではありません。この訓練を通して、様々な仕事に応用できる多くのスキルを身につけることができます。

まず、作業の正確性を追求することで、集中力や持続力が養われます。何度も確認する癖がつくため、ケアレスミスが減り、他の事務作業や軽作業においても、仕事の質を高めることができます。

また、訓練では実際に体を動かして品物を探し、運ぶため、自然と体力が向上します。立ち仕事や体を動かす仕事に就きたいと考えている方にとっては、就職後に必要な体力を養うための良い準備運動になります。倉庫内作業の模擬訓練としての側面も大きく、実際の職場の雰囲気を体験することで、就職後の働き方を具体的にイメージしやすくなり、働くことへの不安を軽減する効果も期待できます。

さらに、指示書を正確に読み解く「指示理解力」や、困った時に質問したり、作業の進捗を報告したりする「報告・連絡・相談」のスキルも、訓練の中で実践的に学ぶことができます。

このようにピッキング訓練は、物流や倉庫作業だけでなく、小売店の品出しや事務用品の管理など、幅広い職種で活かすことができる汎用的なスキルを総合的に高めるための、非常に有効なプログラムなのです。ご興味のある方は、ぜひ一度見学にいらしてください。