トライアル雇用開始! 事務職・Kさんへインタビュー①
チャレンジドジャパン仙台中央センターをご利用中の方で、トライアル雇用を開始された方がいらっしゃいます!
今回は、税理士関連事務所で事務職としてトライアル雇用を開始されたKさんをご紹介します。
トライアル雇用とは、数か月の試行雇用を通して、本人・企業の不安を互いに解消し、障がいのある方が継続して就労をすることをめざす制度です。
詳細はこちらの記事をご参照ください。
Kさんは事務職を希望していたため、就労後も役立てたいという思いから、チャレンジドジャパンへ通所中に様々な資格を取得されました。
また、働くための体力づくりにも取り組み、訓練時間を少しずつ延ばしていくことで、無理なく体力がつき、就職まで9か月間皆勤を維持することができました!
訓練で力を入れていたことは?
個別トレーニングでは、マイクロソフトオフィスの資格と、日商簿記の資格勉強に取り組みました。
プログラムでは、就職活動において何らかの役に立つと感じていたので、どのプログラムも受講しようと心がけていました。その気持ちがあることで、基本的に毎日休まず訓練を行うことができました。
また、事務職に就きたいという気持ちが強かったため、係活動としての朝礼担当、エクセルでのスケジュール表作成など、職員からの軽作業依頼においても積極的に引き受け、とても良い経験をさせていただきました。
入所後の変化は?
①自己理解を深められた
入所前までは、深刻な体調不良になった際に回復まで時間がかかっていました。訓練で「自己理解プログラム」を受講し、自身の体調や症状と向き合い、体調を崩すきっかけを知ることが出来るようになりました。今では不調の注意サインを感じた際に工夫ができるため、比較的安定して生活できています。入所当時は週に3日、半日からスタートしましたが、最終的には週5日間、10時~15時の訓練に取り組むことができました。
②生活スキルが身についた
これまで、家事は家族に頼っている部分が多かったです。「自立機能プログラム」を受講し、アイロンのかけ方、洗濯の仕方を学び以前よりは生活面でも自立することが出来るようになりました。
③余暇の使い方を学べた
これまではリフレッシュすることが苦手でした。「社会生活スキルプログラム」に参加し、グループワークに参加したり、就労後に活用できる余暇を学んだりしました。今では自宅で過ごす際にもリフレッシュが出来るようになってきました。
④報連相の大切さを学べた
相談するタイミングを悩んでしまうことや、「これを相談して相手に迷惑がられないだろうか…」と苦手に感じることが多かったです。「JSTプログラム」を受講することで「報連相をすることはとても良いことで、自分だけではなく相手にとってもメリットがある」と気付くことができました。今では躊躇なく報連相をすることが出来るようになってきました。
後半の記事では、大変だったことの乗り越え方、サービスを利用してみて感じたことなどを紹介します。Kさん、ありがとうございました!
Kさんにもご紹介頂いたプログラムについては、いつでも見学や体験を受け付けております。
ご興味のある方は、こちらのお問合せフォームから お気軽にお問い合わせください!