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チームで挑戦!紙のタワーでスキルアップゲームで学ぶ、働くためのチームワーク

こんにちは。チャレンジドジャパン宇都宮センターです。

私たちの事業所では、就職を目指す方々が日々さまざまな訓練に取り組んでいます。パソコンスキルやビジネスマナーの習得はもちろんですが、他者との円滑なコミュニケーションやチームで協力して何かを成し遂げる力を養うことも、社会で働く上では非常に重要です。

今回は、先日行った「社会生活スキル講座」の中から、チームでの協力を学ぶプログラム「ペーパータワー」の様子をご紹介します。

チームで挑戦!ペーパータワー作り

ペーパータワーとは、決められた枚数の紙だけを使って、制限時間内にどれだけ高いタワーを作れるかを競う、シンプルながらも奥が深いゲームです。今回、私たちの事業所では、A4のコピー用紙を三十枚ずつ使い、三つのチームに分かれてチーム対抗戦を行いました。

ハサミやのり、テープといった道具は一切使えません。使えるのは、自分たちの知恵とチームワーク、そして指先だけです。

「紙でタワーを作る」と聞くと簡単そうに思えるかもしれませんが、ただ積み上げるだけではすぐに崩れてしまいます。どうすれば安定した土台が作れるのか、どうすれば高さを出すことができるのか、チームで知恵を出し合うことが成功への鍵となります。

活発なコミュニケーションが生まれる時間

普段の訓練は、それぞれのデスクで個別に課題に取り組む時間が中心です。利用者さん一人ひとりが自分のペースで集中してスキルアップに励んでいます。しかし、この日の講座では、いつもの静かな雰囲気とは一変し、事業所内は活気と熱気に包まれました。

各チーム、まずは作戦会議からスタートです。「最初に土台をしっかり作ろう」「紙を筒状にしてみるのはどうかな」「三角形に折ると強度が増すらしいよ」など、さまざまなアイデアが飛び交います。普段は物静かな方も、この時ばかりは積極的に自分の考えを伝えたり、他のメンバーの意見に真剣に耳を傾けたりしていました。

実際に組み立て始めると、あちこちで試行錯誤が繰り広げられます。細く巻いた紙を柱にしてみたり、蛇腹に折って強度を上げてみたり。作っている途中でタワーが崩れてしまうと、「あーっ!」と悔しそうな声が上がりますが、誰も諦めません。「今のはどこが悪かったんだろう?」「次はこうしてみよう」とすぐに次の戦略を練り直し、再びタワー作りに挑戦します。その姿は、まさに仕事で課題に直面した際の解決プロセスそのものです。

声を掛け合いながら紙を折る人、それを組み立てる人、全体のバランスを見る人など、自然と役割分担が生まれていく様子も見られました。一人では決して作れない高さのタワーが、チームの協力によって少しずつ形になっていく過程は、見ているこちらもワクワクする光景でした。

楽しみながら学ぶ「働く」ためのスキル

このペーパータワーという活動は、単に楽しむことだけが目的ではありません。実は、社会に出て働く上で不可欠な多くのスキルを、ゲーム感覚で実践的に学ぶことができる貴重な機会です。

例えば、自分の考えを相手に分かりやすく伝える「発信力」。そして、他の人の意見を尊重し、良いアイデアを取り入れる「傾聴力」。これらは、職場での報告・連絡・相談の基本となるコミュニケーションスキルの核となる部分です。

また、チーム全体の目標である「一番高いタワーを作る」ために、自分は何をすべきかを考え、行動する「協調性」も養われます。時には自分の意見と違うアイデアを採用することもあるでしょう。そうした場面で、全体の目標を優先して協力する姿勢は、組織の一員として働く上で非常に大切になります。

さらに、制限時間内にどうすれば完成させられるかを考える「計画性」や、崩れてしまった原因を分析して改善策を考える「問題解決能力」も試されます。

これらのスキルは、座学で「大切ですよ」と教わるだけではなかなか身につきません。実際に体験し、成功や失敗を繰り返す中で、身体で覚えていくものなのです。利用者さんたちが笑顔で、そして真剣に取り組む姿を見て、楽しみながら学ぶことの重要性を改めて感じました。

ぜひ一度、見学にお越しください

今回は社会生活スキル講座の一環として行ったペーパータワーの様子をご紹介しました。私たちの事業所では、このようなグループワークの他にも、就職に役立つさまざまなプログラムを用意しています。

少しでも興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、見学にお越しください。事業所の雰囲気や、他の利用者さんたちが訓練に取り組んでいる様子を直接ご覧いただくことができます。スタッフ一同、皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。