もう緊張しない!安心の電話応対トレーニングで苦手を自信に変えよう

こんにちは、チャレンジドジャパン金沢文庫センターです。
日差しが暖かくなり、過ごしやすい季節になってきましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
就職を目指して活動を始めると、パソコンスキルやコミュニケーション能力など、様々なスキルの習得が必要だと感じる場面が多くあるかと思います。その中でも、得意な人と苦手な人がはっきりと分かれるスキルの一つが「電話応対」ではないでしょうか。今回は、金沢文庫センターで行っている電話応対の訓練についてご紹介します。
ビジネスに不可欠な電話応対スキル
突然ですが、皆さんは電話でのやり取りに自信がありますか。「顔が見えない相手と話すのは緊張する」「とっさに正しい敬語が使えるか不安」「用件をうまく聞き取れるだろうか」など、苦手意識をお持ちの方も少なくないかもしれません。
しかし、事務職や営業職、接客業など、多くの職種において電話応対は避けて通れない重要な業務です。会社の窓口として最初にお客様や取引先と接する電話応対は、企業の第一印象を左右する「会社の顔」とも言える役割を担っています。スムーズで丁寧な応対ができることは、信頼関係を築く上で非常に大切なスキルなのです。
学びを実践へ繋げる「電話当番」
金沢文庫センターでは、日々の訓練の一環として、利用者さんが主体的に事業所の運営に関わる「係活動」という時間があります。その活動の一つに、希望者を対象とした「電話当番」があります。
これは、実際にセンターにかかってくる外部からの電話を受けて、担当のスタッフに取り次ぐという実践的な訓練です。もちろん、いきなり「電話を取ってください」とお願いすることはありませんのでご安心ください。
まずは、ビジネスマナー講座の中で、電話応対の基礎をじっくりと学びます。正しい言葉遣いや発声の仕方、不在時の対応、伝言メモの正確な残し方など、基本的な知識と流れをしっかりとインプットします。
マニュアル完備で安心して挑戦できる環境
知識を学んだ上で、いよいよ実践の「電話当番」に臨みます。電話機の横には、応対の流れやよく使うフレーズをまとめた分かりやすいマニュアルを常に設置しています。万が一、話している途中で言葉に詰まったり、対応に迷ったりしても、マニュアルを確認しながら落ち着いて対応することができます。
さらに、電話当番中は必ず近くにスタッフが待機しています。もし困ったことがあれば、すぐにサポートに入りますので、初めての方でも安心してチャレンジすることが可能です。最初は緊張で声が震えてしまっても、繰り返すうちに少しずつ落ち着いて話せるようになります。
失敗を恐れずに経験を積むことの大切さ
なぜ、就職する前に事業所で電話応対の練習をするのでしょうか。それは、実際の職場では失敗が許されないというプレッシャーがあるからです。しかし、チャレンジドジャパンのような就労移行支援事業所は「練習をする場所」です。ここでは、失敗は学びのための貴重な経験と捉えています。
失敗を恐れずに何度も挑戦できる環境で経験を積むことで、確かなスキルと自信を身につけることができます。事業所で「電話応対ができるようになった」という成功体験は、就職後のスムーズな業務開始に繋がるだけでなく、就職活動の面接においても「実践的な訓練を積んできました」という力強いアピールポイントになります。
チャレンジドジャパン金沢文庫センターでは、電話応対の訓練の他にも、一人ひとりの目標や課題に合わせた様々なプログラムをご用意しています。「自分にはどんな訓練が必要だろう」「事業所の雰囲気を知りたい」など、少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、見学・相談にお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。