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チャレンジドジャパン・ニュース

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たかがボールペン、されどチームワーク!ボールペン分解で学ぶチームワーク

こんにちは。就労移行支援事業所のチャレンジドジャパン大崎センターです。

日々の訓練では、就職に役立つ様々なスキルを身につけるためのプログラムを提供しています。その中でも、利用者さんがグループで一つの目標に取り組む「職業スキル」という訓練は、コミュニケーションやチームワークを学ぶ貴重な機会となっています。

今回は、先日行った職業スキルの中から「ボールペンの分解組立」の様子をご紹介します。一見すると簡単な作業ですが、ここには仕事をする上で大切な要素がたくさん詰まっています。

チームで取り組む「ボールペンの分解組立」

この日の課題は、複数本のボールペンを分解し、再び組み立てるというものです。しかし、ただ一人で黙々と作業するわけではありません。実際の工場などでの仕事を想定し、チームを組んで「流れ作業」の形式で挑戦しました。

ある人はボールペンの部品を分解する係、次の人は分解された部品を所定の場所に並べる係、そして別の人はそれを組み立てる係、最後に完成品をチェックする検品係、といったように、各工程で担当者を決めます。一つの製品が完成するまでには、チーム全員の作業がリレーのように繋がっていくのです。

求められるのは「個人の責任」と「チームへの配慮」

流れ作業においてまず大切なのは、自分の担当する作業を責任を持って正確に行うことです。自分の工程が止まってしまうと、その後の工程全てに影響が出てしまいます。時間内に、かつ丁寧に作業を完遂する力は、どんな仕事においても基本となるスキルです。

しかし、この訓練の目的はそれだけではありません。さらに重要なのは、チーム全体を見渡す視野を持つことです。自分の作業に集中しながらも、周りのメンバーの進捗状況に気を配ります。もし、自分の作業が早く終わり、隣の人が苦戦しているようであれば、「何か手伝うことはありますか?」と声をかけたり、自然にサポートに入ったりすることが求められます。誰か一人が突出して早いだけでは、チーム全体の生産性は上がりません。いかに効率よく、チームとして協力し、作業全体をスムーズに進められるか。個人のスキルと協調性の両方が試されるのです。

振り返りと作戦会議で改善を目指す

まずは一度、決められた役割で作業を行ってみました。これを1回目とします。作業を終えた後、私たちはすぐに2回目に取り掛かるのではなく、チームで「振り返り」の時間を設けました。

「どの工程に時間がかかったか」「もっとスムーズにするにはどうすれば良いか」「連携で問題はなかったか」など、様々な視点から意見を出し合います。そして、その反省点を踏まえて、2回目の作業に向けた「作戦会議」を行いました。

この話し合いの中で、利用者さんたちから素晴らしい提案が次々と出てきました。「この作業は少し苦手なので、他の人に代わってもらえませんか」「分解作業は経験があるので、私が引き受けます」と、自らの得意・不得意を正直に伝え、チームにとって最適な人員配置を自分たちで考え、申し出る姿が見られました。また、「部品の置き方をこう変えた方が、次の人が取りやすいのではないか」といった、作業のやり方そのものを改善するアイデアも出され、チーム全体でより良い方法を模索していました。

協力が生んだ「成果」

入念な作戦会議を経て、いよいよ2回目の作業に臨みます。すると、結果は明らかでした。1回目と比較して、作業時間が大幅に短縮されたのです。これは、個々の頑張りはもちろんのこと、振り返りを通して課題を共有し、チームで協力して立てた作戦が実を結んだ「成果」に他なりません。メンバー同士で声を掛け合い、スムーズに連携しながら作業を進める様子は、まさに一つのチームとして機能している姿でした。目標達成に向けて協力し合うことの楽しさや、改善が結果に繋がったことへの達成感も感じられたことでしょう。

仕事は「他者との共有」から生まれる

どのような仕事であっても、一人だけで完結することはほとんどありません。報告・連絡・相談はもちろんのこと、同僚の状況を理解し、困っていれば助け、チーム全体の目標に向かって協力し合う姿勢が不可欠です。仕事とは、いわば「他者との共有」の連続で成り立っています。

チャレンジドジャパンでは、今回のボールペンの分解組立のように、他者と関わりながら作業を進める訓練を多く取り入れています。座学で知識として学ぶだけでなく、実際にコミュニケーションを取り、時には意見をぶつけ合いながら、実践的にチームワークを学んでいくことができます。

このようなプログラムに少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、見学や体験にいらっしゃってみませんか。事業所の雰囲気や訓練の様子を肌で感じていただければ幸いです。皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。