fbpx

チャレンジドジャパン・ニュース

News

コーポレート

その鼻水、風邪じゃないかも?秋の花粉症に要注意!原因と対策法

今年は秋の花粉飛散量も多いそうです

こんにちは。チャレンジドジャパン前橋センターです。

朝晩は涼しい風が吹き過ごしやすい日が増えてきましたね。暑さが和らぎ心も体もリフレッシュしやすい秋は就職活動や日々の訓練にも集中しやすい季節です。

しかし、この時期になると「なんだか鼻がムズムズする」「くしゃみが止まらない」「目がかゆい」といった症状に悩まされる方はいらっしゃいませんか。もしかするとそれは風邪ではなく「秋の花粉症」かもしれません。

秋の花粉症とは?知られざるその正体

花粉症と聞くと、多くの方が春のスギやヒノキを思い浮かべるのではないでしょうか。春の花粉症はテレビのニュースでも頻繁に取り上げられ一大トピックとなります。一方で秋の花粉症はあまり話題にのぼることがなく、その存在自体を知らない方も少なくありません。

しかし実際には秋の花粉症に悩む人は年々増加傾向にあり、その症状も春と同じように、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみや充血などとても辛いものです。過ごしやすい季節だからこそこうした症状は日常生活の質を大きく下げてしまいます。特に集中力が求められる作業や面接の場面で症状が出てしまうと、本来の力を発揮しづらくなることもあるかもしれません。

秋の花粉症の主な原因植物

秋に花粉を飛散させる代表的な植物には、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどがあります。これらは公園や道端、河川敷など私たちの身近な場所に自生している草花です。

特に注意したいのがブタクサです。繁殖力が非常に強く、戦後に海外から持ち込まれたことから「マッカーサーの置き土産」などと呼ばれることもあります。このブタクサの花粉はスギ花粉の半分ほどの大きさしかありません。粒子が非常に小さいため、吸い込むと気管支の奥深くまで入りやすく咳が止まらなくなったり、喘息の症状を引き起こしたりする可能性があるため特に注意が必要です。涼しくなってきて外での散歩や運動が気持ち良い季節ですが、気づかないうちに大量の花粉を吸い込んでしまっているかもしれないのです。

日常生活でできる!秋の花粉症対策

ではどうすれば秋の花粉症の辛い症状を和らげることができるのでしょうか?
日々の生活の中で少し意識するだけでできる効果的な対策をご紹介します。

まず基本となるのは原因となる植物にできるだけ近づかないことです。通勤や通所のルート、散歩コースにブタクサやヨモギなどが多く生えている場所がないか確認し、もしあるようならルートを変更するだけでも効果が期待できます。

外出時には花粉が体に入るのを防ぐ工夫が大切です。マスクやメガネを着用するのは基本中の基本です。顔にフィットするものを選ぶとより効果的に花粉の侵入を防げます。また衣服は花粉が付きにくいツルツルした素材のものを選ぶと良いでしょう。

そして何よりも重要なのが「花粉を家に持ち込まない」ことです。帰宅した際は、玄関に入る前に上着や髪についた花粉を丁寧に払い落としましょう。その後はすぐにうがいと洗顔をして、顔についた花粉を洗い流します。可能であればシャワーを浴びて全身をさっぱりさせるのが理想的です。

室内の環境を整えることも症状の緩和につながります。空気清浄機を活用して室内の花粉を除去したり、こまめに掃除をしたりすることを心がけましょう。特に床や家具の上の花粉は濡れた布で拭き取ると効果的です。またこの時期は洗濯物を外に干すと花粉がたくさん付着してしまうため、できるだけ室内干しにすることをおすすめします。

症状が辛いときは無理をせず専門家へ

セルフケアを試しても症状が改善しない場合や、日常生活や訓練に支障が出るほど辛い場合は決して我慢しないでください。早めに耳鼻咽喉科やアレルギー科などの医療機関を受診しましょう。専門医に相談し、適切な診断と治療を受けることで症状を大きく和らげることができます。

体調管理は安定して働き続けるための重要なスキルの一つです。私たちスタッフも、皆さんが万全の体調で就職活動に臨めるよう健康面での相談にもいつでも応じます。何か困ったことがあれば一人で抱え込まず、気軽に声をかけてください。

正しい知識と対策で、実りの秋を快適に過ごしていきましょう。