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チャレンジドジャパン・ニュース

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ご機嫌な自分でいるためのトリセツ作り自分のトリセツでご機嫌な毎日を

良い感じの自分でいるために、自分を知るということ

皆さんは、日々を過ごす中で「今日はなんだか調子が良いな」「良い感じだな」と感じる瞬間はありますか。逆に、「なぜか気分が乗らない」「疲れが取れない」と感じる日もあるかもしれません。私たちの心や体の状態は、天気のように常に変化しています。特に、これから就職を目指して活動を始めよう、あるいは新しい環境で働き続けようとするとき、自分自身のコンディションを安定させることはとても大切なテーマになります。

安定した生活や就労を実現するためには、まず「自分自身をよく知る」ことが欠かせません。自分がどのような時に活力を感じ、どのような時にストレスを感じるのか。調子が良い時と悪い時、それぞれどのようなサインがあり、どうすれば回復できるのか。こうした自分自身の特性やパターンを理解すること、それが自己理解の第一歩です。

自己理解を深める講座のご紹介

当事業所では、就職に向けた準備の一つとして、自分自身への理解を深めるための「いい感じの自分でいるためのセミナー」を実施しています。この講座の目的は、「自分を深く理解すること」です。自分という存在を客観的に見つめ、自分の強みや課題、価値観などを整理していく時間です。

就職活動において、自分の強みや得意なことをアピールする場面は多くあります。しかし、それだけでなく、自分が苦手とすることや、ストレスを感じやすい状況を把握しておくことも同じくらい重要です。なぜなら、それを知ることで、自分に合った職場環境を選んだり、働く上での配慮を事前に考えたりすることができるからです。自己理解は、自分を守り、長く安定して働き続けるための土台となるのです。

あなただけの「自分の取り扱い説明書」を作ろう

自己理解講座の中でも中心的なワークとなるのが、「自分の取り扱い説明書」の作成です。これは、自分自身を最もよく知る専門家である「あなた」が、あなた自身の心と体を上手に扱うためのマニュアルを作る、という取り組みです。

「良い感じの自分」とは具体的にどのような状態なのか、その「良い感じ」を保つために、日々どのような行動を行うと良いかを考えます。同時に、調子が悪くなってきた時や、体調を崩してしまった時のための対処法も考えます。

「疲れたと感じたら無理せず休憩する」「信頼できる人に話を聞いてもらう」「温かいお風呂にゆっくり浸かる」など、自分を労わるためのセルフケアの方法です。これらを「日々行うこと」「体調不良時に行うこと」といったカテゴリーに分類し、整理していくことで、あなただけの「自分の取り扱い説明書」が完成に近づいていきます。

日常生活で実践し、セルフケア能力を高める

この「自分の取り扱い説明書」は、作って終わりではありません。最も大切なのは、日常生活の中で実際に活用していくことです。講座で学んだことを知識として持っているだけでなく、実践して初めて自分の力となります。

少し気分が落ち込んでいると感じた時、自分の取り扱い説明書を開いてみる。「体調不良時に行うこと」のリストを参考に、自分に合った対処法を試してみる。そうすることで、感情や体調の波に振り回されるのではなく、自分で自分の状態をコントロールしているという感覚を持つことができます。

自分自身と上手に向き合い、付き合っていく方法を学ぶことは、より豊かな人生を送るための大切なスキルです。もし、ご自身のことをもっと深く知りたい、自分に合った働き方を見つけるヒントが欲しいと感じていらっしゃるなら、ぜひ一度、当事業所の見学・体験にお越しください。自己理解講座の雰囲気や内容を実際に感じていただければ幸いです。スタッフ一同、心よりお待ちしております。