おしゃれと身だしなみ、何が違うの?第一印象を左右する身だしなみの基本

こんにちは。就労移行支援事業所チャレンジドジャパン仙台長町センターです。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、先日事業所内にて、就職活動やその後の社会人生活に欠かせないスキルを学ぶ、ビジネスマナー講座を開催いたしました。今回のテーマは、社会人の基本ともいえる「身だしなみ」です。働く上での第一歩となるこのテーマについて、講座で学んだ内容やその様子を皆様にご紹介したいと思います。
「おしゃれ」と「身だしなみ」の違いとは?
講座の初めに、私たちは「おしゃれ」と「身だしなみ」という、似ているようで全く異なる二つの言葉について考えました。「おしゃれ」とは、自分の好きな服を着たり、流行のヘアスタイルに挑戦したりと、個性を表現するためのものです。その基準は「自分がどう思うか」「自分が満足できるか」という自己評価にあります。
一方で、「身だしなみ」は、他者への配慮から生まれるものです。その場にいる相手や周囲の人々に不快感を与えず、安心感や信頼感を持ってもらうための装いを指します。こちらの基準は「相手がどう思うか」「周りからどう見られるか」といった他者評価が中心となります。ビジネスシーンにおいては、自分の好みや個性を主張することよりも、相手への敬意やその場にふさわしい配慮が求められるため、この「身だしなみ」が非常に重要になってくるのです。
ビジネスにおける身だしなみの3つのポイント
では、ビジネスシーンで求められる「身だしなみ」とは、具体的にどのようなものでしょうか。講座では、押さえておくべき3つの重要なポイントとして、「清潔感」「調和」「機能性」を学びました。
まず「清潔感」は、最も基本的な要素です。寝ぐせのない整った髪、きちんと切りそろえられた爪、フケや汚れのない肩周り、シワやシミのないシャツなど、相手に不潔な印象を与えないための配慮が不可欠です。これらが整っているだけで、相手に誠実で丁寧な印象を与えることができます。
次に「調和」です。これは、TPO(時・場所・場合)をわきまえ、その場の雰囲気や周囲の人々と調和がとれているかということです。例えば、面接に行くのであればスーツ、社内での作業であればオフィスカジュアルなど、その企業の文化やその日の予定に合わせた服装を選ぶことが求められます。周囲から浮いてしまうような服装は、協調性がないと判断されてしまう可能性もあります。
最後に「機能性」です。仕事をする上で、動きやすく作業の邪魔にならない服装であることも大切です。デザイン性が高くても、動きにくかったり、すぐに汚れてしまったりする服装はビジネスシーンには不向きです。安全かつ効率的に仕事を進めるためにも、機能性を考慮した服装選びを心がけましょう。
自分を客観的に見つめる「身だしなみチェック」
これらのポイントを学んだ後、参加者の皆さんには「身だしなみチェックリスト」を使い、ご自身の普段の姿を客観的に振り返る時間をとっていただきました。「髪は顔にかかっていないか」「シャツのボタンは取れかかっていないか」「靴は磨かれているか」といった具体的な項目を一つひとつ確認していくことで、普段は無意識だった自分の癖や、見落としがちな点に気づくことができます。「自分では大丈夫だと思っていたけど、他の人からはこう見えるかもしれない」といった新しい視点を得る、貴重な機会となりました。
第一印象は「身だしなみ」で決まる
なぜ、これほどまでに「身だしなみ」が大切なのでしょうか。それは、第一印象を大きく左右するからです。人の印象は、出会って数秒で決まるとも言われています。その短い時間で、相手はあなたの服装や髪型、表情といった視覚的な情報から「信頼できそうな人か」「真面目に仕事に取り組んでくれそうか」といったことを無意識に判断しています。身だしなみが整っているだけで、あなた自身の能力や人柄を正しく評価してもらうための土台を築くことができるのです。
就職はゴールではなく、スタートです。清潔感を大切にし、周囲と調和の取れた服装やヘアスタイルを心がけることは、円滑な人間関係を築き、社会人として信頼を得るための第一歩となります。今回の講座が、参加者の皆さんにとって、日々の身だしなみを見直す良いきっかけになったことを願っています。
当事業所では、今回ご紹介したビジネスマナー講座のほかにも、就職に向けた様々なプログラムを提供しております。ご興味をお持ちの方や、働くことについて相談したい方は、ぜひお気軽に見学、体験にお越しください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。