【CJコンサル活動報告:障害者雇用編】「ナチュラルサポート」って結局何をどうすればいいの?
障害者の職場定着には、”ナチュラルサポート”の形成が不可欠であると言われています。
ナチュラルサポートとは、支援者やジョブコーチなどの外部の支援者ではなく、ともに働く職場の同僚や上司が、日常の業務の中で自然に行うサポートのことを指しています。
障害者雇用に関する研修・セミナー等では当然のように言われていることですが、
・じゃあ何をどうすれば、”ナチュラルサポート”になるのか?
・結局は、現場の社員に負担や我慢を強いることにならないか?
など、不安になったことはありませんか?
現場に「今日から●●さんのサポートをお願いします」と丸投げするだけでは、必ずどこかで無理が生じます。
明日から実践できる、ナチュラルサポート形成のためのステップを整理しましょう。

特別な支援を“当たり前の習慣”に変える3ステップ
【ステップ1】
「一人の担当」ではなく「チームで担当」する仕組み
よくある失敗は、一人の親切な社員にサポートが集中し、その社員がパンクしてしまうケースです。「〇〇さんの面倒を見る係」を決めるのではなく、「困った時に誰に聞けばいいか」のフローを可視化し共有します。
例えば、「仕事の質問はAさん(AさんがいないときはBさん)」、「体調の相談はCさん(CさんがいないときはDさん)」、「それ以外の相談は日報に記載する」といった具合に、役割を分散させるだけで現場の心理的ハードルはぐっと軽くなります。
【ステップ2】
「指示の出し方」を統一する
「個人に合わせた指示の出し方をしなければ」「●●さん用のマニュアルを作らなければ」と考えると、現場の負担感は一気に増してしまいます。
ここで大切なのは、特定の一人のためではなく「チーム全員のため」という視点を持つことです。マニュアルを準備する際は「誰が指示担当でもミスしない指示書」を標準とすることをおすすめします。
【ステップ3】
「助けて」を言える空気をつくる
最大のサポートは、障害のある人もない人も、「今、困っています」と早めに発信できる状態を作ることです。朝礼やミーティングで、上司自らが「今日は少し忙しくて余裕がないので、早めに相談してね」と自分の状況を開示してみてください。「相談することが正解なんだ」という空気感が職場に広まると、自然と周囲が手を差し伸べやすい環境=ナチュラルサポートの雰囲気が整います。
CJコンサルと一緒に「強いチーム」を作りませんか?
ナチュラルサポートは「現場の優しさ」に依存するものではありません。誰が欠けても業務が回る仕組みを作ること、その副産物として障害者雇用が安定する。これが理想の形です。
現場を疲弊させずに、自然に支え合える組織を作りたい。そんな想いをお持ちの担当者様、ぜひ一度私たちのノウハウを活用してください。