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【CJコンサル活動報告】就労選択支援サービスが開始。学校現場に求められる「就労アセスメントの視点」とは?

昨年(2025年10月)より新しい障害福祉サービスとして「就労選択支援」が始まりました。
障害のある人が納得して働き方を選べるよう、客観的なアセスメントや情報を通じて「どのような環境や合理的配慮があれば力を発揮できるか」を一緒に整理し、”その人に合った働き方”を選択できるよう支援する仕組みです。

これにより福祉分野だけでなく、特別支援学校などの教育現場においても、これまで以上に明確な「就労アセスメントの視点」が求められるようになっています。なぜなら、厚生労働省と文部科学省の連携施策においても、卒業後の就労選択支援を円滑に進めるために、「在学中からの客観的な就労アセスメントの実施」や「学校から福祉・労働への情報共有」が推進されているためです。

学校内の評価だけではなく、卒業後に地域社会に出ることを想定した「客観的な物差し」で生徒を評価しておくことが、制度上も実務上も求められていると言えます。

しかし、現場の先生方からはこんな声をよく伺います。
「学校の評価と、企業の評価のどこがどう違うのか?」
「日頃の指導の中で、どういうポイントで評価すればいいのか分からない」

今回は、企業コンサルと学校コンサルの両方を行うCJコンサルより、これらの疑問にお答えしていきたいと思います。

就労アセスメント「3つの視点」

では、担任の先生方は日頃の授業や作業学習で、具体的にどんな視点を持てばよいのでしょうか?

①能力は「再現性」と「持続性」を重視
いくら持っている能力が高くても、「毎日同じペースで続けられるか」「自分自身で疲れや体調の波を察知できているか」という点が就労では重要です。能力が高いけれども、ペースにムラがあるという場合は、自分自身の疲労度に気づかせる練習(セルフモニタリング)を取り入れるとよいでしょう。

②「一人でできること」より「SOSが出せること」
ミスや質問・疑問があったとき、自己判断したり抱え込んだりせず、適切なタイミングで報告・連絡・相談ができるかという点も重要視されます。作業スキルだけではなく、「分からないと言えたこと」「早めに教えてくれたこと」といった行動面も正しく評価し、SOSを出すトレーニングをするとよいでしょう。

③「何ができないか」より「どんな環境(合理的配慮)ならできるか」
生徒が「できない」ときに、こちらが手助けしてしまうのは簡単ですが、できない状態から何をどうすればできるかという「条件」を探すことが、アセスメントの核心になります。
口頭指示だと忘れてしまう生徒に対しては、どんな手立て(手順書やチェックリスト等)があれば自立して動けるか、という視点を持ち関わっていくプロセスが適切なアセスメントに繋がります。

CJコンサルの学校向けコンサルテーション


生徒の強みや課題をどう整理して、企業や福祉に引き継げばいいか悩む。そんな先生方のために、CJコンサルでは学校向け就労アセスメントサービスを行っています。障害者雇用をおこなう企業の採用基準に照らし合わせた、客観的なアセスメントによって生徒の強みや課題を洗い出し、具体的な指導法について先生方と一緒に検討してまいります。

教育現場の「教えるプロ(先生)」と、障害者雇用現場の「活かすプロ(CJコンサル)」がタッグを組むことで、生徒一人ひとりの可能性は大きく広がります。

就労選択支援に向けて、校内の体制を整えたい、アセスメントの視点を学びたいという学校関係者の皆様、ぜひお気軽にご相談ください。