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【訓練紹介】木製クリップ分解・組立

チャレンジドジャパンでは、利用者の皆さんの強みを伸ばし、弱みを補うために独自の支援プログラムを実施しています。今回は個別に取り組む軽作業トレーニングの中から、「木製クリップ分解・組立」という手先を使ったトレーニングについてご紹介します。


木製クリップ分解・組立とは?


木製クリップ(木製の洗濯ばさみのような形状)を使用し、分解と組立をそれぞれ行います。細かな部品を扱うため、物の扱い方や机の上の整頓にも注意が必要で、集中力を要する作業です。作業の際にはストップウォッチで分解・組立にかかった時間を計測します。作業の正確性はもとより、分解・組立の時間をいかに短くできるかスキルアップも意識して取り組みます。



木製クリップ分解・組立で身につくスキルは?


①ミスなく作業する正確さ
作業指示書に従って、一つ一つの手順を守りながら進めることでミスを防ぎます。特に組立では、部品の向きが違うとうまくかみ合わず、ぐらぐらした仕上がりになってしまうため、作業の正確さのスキルを伸ばすのにぴったりのトレーニングです。

②多くの物を分解・組立てる作業耐性
何十個ものクリップを組み立て続けたり、分解し続けたりするのは集中力がいることです。作業途中に周囲の物音が気になってしまったり、ふと思い出した関係のないことに気を取られてしまったり、集中の妨げとなる様々なことを上手に切り替えて作業を続けることは実際の仕事にも役立ちます。

③部品の破損、紛失に気を付ける管理能力
部品の組み立てや製造業などでは、商品となる物の管理も大切な仕事の一つです。木製クリップには細かな金属パーツがあるので、気を付けていないと落としたり失くしたりする可能性があります。部品を大切に扱うことで、品質管理の意識も同時に高めることができます。


自分に向いている作業って?


「木製クリップ分解・組立を経験したおかげで、自分には単純作業が向いていると実感した!」というように、自分の適職が何かに気づくきっかけとなった方もいらっしゃいます。様々なトレーニングを経験する中で、ご自身の得意不得意に気づけたり、自分に向いている作業を知ることができたり、ご自身にマッチした職種選びの第一歩となります。

こちらのトレーニングも、ご見学の際に体験していただくことができます。
平日10:00~15:00でいつでも受け付けておりますので、ホームページ、お電話、メールにてお申込みください。

海老名センター職員一同、心よりお待ちしております!