【プログラム紹介】社会生活スキル/ウミガメのスープに挑戦しました
皆さんこんにちは。仙台長町センターです。今年もあっという間にクリスマスシーズンとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。今回は「社会生活スキル」というストレスケアのプログラムで、ウミガメのスープを実施いたしましたので紹介いたします。
ウミガメのスープとは?
2人以上で行う推理ゲームです。解答者が出題者に質問をして推理をしながら答えを導き出していきます。
ウミガメのスープには以下のルールがあります。
【ルール】解答者は出題された問題について、「はい」「いいえ」で回答できる内容の質問をすることができます。質問に対して、出題者は「はい」「いいえ」「その質問は問題と関係ありません」の3択で回答します。
このルールを踏まえ、以下の問題をグループで協力しながら解明しました。
【問題】1人暮らしのマコトさんが家で食事をするとき、机にはお茶が入ったコップと水が入ったコップが置かれているという。いったいなぜ?
この問題に対しグループ内で推理を進め、出題者に質問をします。
ウミガメのスープの問題は「はい」「いいえ」「関係ありません」の3択の解答から答えを導きだす必要があり、質問を重ね、解答の選択肢を狭めることが重要となります。だからこそチームワークがとても大切です!たくさん質問をし、出題者の返答からヒントを得て、徐々に答えを絞っていきます。仙台長町センターでは、3名で1グループを組んでいただきました。どのグループも協力し、質問を重ねて無事に答えを導き出すことができていました!
ちなみに、この問題の答えは以下の通りです。この記事をご覧になっている皆さまは解明することができたでしょうか。
【解答】マコトさんは雨漏りに悩んでおり、雨水を受けるためのコップを常に机の上に置いていた。食事をするときには、お茶を飲むためのコップと、雨水を受けるためのコップが置かれている。
1人で悩むより、相談してみませんか?
難しい問題でも解答を読むと「なんだ、そういうことか!」と感じますよね。1人で考えると難しいことも、協力するとたくさんの意見が出て、解決の糸口が見えてきます。
就職活動も同様だと思います。将来のことを考える時や履歴書作成、面接対策などをおひとりで進めるのが辛くなる時もあるのではないでしょうか。
チャレンジドジャパンでは、スタッフに相談しながら職業選択や応募を進める事ができます。また、今回ご紹介した「社会生活スキル」のプログラムのように、就職活動だけでなく、利用者同士で楽しみ、コミュニケーション力も高め合いながら就職を目指せます。
「社会生活スキル」プログラムでは、ほかにも休日を効果的に過ごすための趣味やストレス発散方法、疲労回復について学ぶことが可能です。グループワークも多いため、コミュニケーション力もアップします。
次回の社会生活スキルのプログラムでは、何を開催するのでしょうか?ご興味がある方は見学・体験を随時受け付けております。皆さまからのお問い合わせ、お待ちしております。