「障害者雇用」とは?
みなさん、こんにちは!
チャレンジドジャパン金沢文庫センターです。最近やっと、夏が終わったな~と思えるようになりましたね。
今回は「障害者雇用」についいてお話ししていきたいと思います。
「障害者雇用」とは、障害者手帳を持っている人が特性に合った働き方ができるよう、企業や自治体などに通常の採用とは別の「障害者雇用枠」で採用されて働くことです。障がいのある人も社会参加できる共生社会実現を目的としている制度となります。
【障害者雇用枠で働くメリット】
①障害に対する合理的配慮を受けることができる
合理的配慮には次のようなものがあります。
人混みが苦手なので、ラッシュ時を避けた時差出勤を認める。作業の優先順位や期限を明確にしておく。図などを用いたマニュアルを活用し作業手順を伝える。時短勤務・在宅勤務の選択が可能である。コミュニケーション方法(手話・筆談など)への配慮や特性に合わせた職場・業務内容への配置などの配慮を受ける。
②一般枠より就職しやすい傾向がある
業務内容が障がいを考慮した比較的取り組みやすい業務が多く、一般雇用より就職しやすい可能性があります。求人票に書かれている仕事内容を参考に応募を検討しますが、実際の仕事内容は障がいに合わせて考慮してもらえる場合が多くあります。
③周りの理解が得られやすく働きやすい
障がいのあることを開示しているため、周囲からの理解を得られやすくなります。自身の健康面だけではなく「上司や同僚に迷惑をかける」「障がいの特性を理解されない」などから起こる精神面の負担も抱えやすいですが、定期的なミーティングの開催で困りごとの早期解決が可能です。
障がいを持つ人がはたらく上で、支障となるものを可能な限り減らすことのできる「合理的配慮」ですが、伝え方や理解によってはわがままと捉えられてしまうかもしれません。まずは自分で対処できる方法を考えて、過剰な配慮は求めないことも大切です。そのためには、まずは障がいを知ること。得意なこと、不得意なことを知ること。それらを具体的に知ることが必要です。
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