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「就労パスポート」で自分をうまく伝えよう!

今日は「就職準備セミナー」のプログラムから、就労パスポートについてお話していきたいと思います。

こんな心配はありませんか?

◆採用面接で「障害の内容と配慮が必要な点を教えてください」と聞かれたとき、うまく説明できるか不安
◆職場の人に障害のことを理解してもらいたいけど、どう伝えたらいいのだろう…
◆途中で上司がかわったら、同じ配慮をしてもらえるのかな?

そこで活用できるのが「就労パスポート」です。

体験でできることとは?
自分についてうまく伝えられますか?

「就労パスポート」とは?

「就労パスポート」は厚生労働省によって公開されているもので、障がいのある方が、働く上での自分の特徴や希望する配慮などを整理し、就職や職場定着に向けて活用できる情報共有ツールです。

就労パスポートには何を書くのか?

「働くうえでの自分自身の特徴、配慮してもらいたいこと」を項目別に記入できます。

例えば、「体調管理と希望する働き方」の項目の中には、「ストレスを感じやすい状況・場面」「ストレスなどのサイン」「対処方法」などを記入する欄があります。
これまでの職場や福祉サービス事業所、学校生活などでの経験をもとに記入していきます。

他にも、「コミュニケーション面」「作業遂行面」など働く上で必要な項目があります。
各項目をすべて埋める必要はなく、自由記述欄もあるので、より詳しい自分の状況を記入することができます。

就労パスポートを作成するメリット

◆自己理解が深まる
◆企業に自分の特徴を理解してもらえるので、最適な支援や配慮を受けやすくなる
◆企業担当者との信頼関係を深められる
◆長く働き続けることができる

就労パスポートは就職活動で応募書類の補足として活用することができます。企業としても事前に詳しく知ることができるのでその人が働きやすい環境を準備でき、より安心感があります。さらに、実際に一緒に働く方に提示することで自分の状況を広く理解してもらうこともできます。定期的に見直し、アップデートしていくことで状況の変化にも対応することができます。

支援者と一緒に作成がおすすめ

就労パスポートは自分の情報をまとめるものなので、「自分はこう思っています(=主観的)」だけでなく、「他の人から見た自分の特徴はこうです(=客観的)」と企業側に伝えられるようにしておくと、より有効です。

チャレンジドジャパンでは、「就職準備セミナー」のプログラムで、「就労パスポート」の作成以外にも、応募書類として「履歴書」「職務経歴書」「送り状」の作り方について説明をする回をご用意しております。
また応募する前にスタッフと相談しながら応募書類を作成したり、添削も行っております。
一人ではなかなか準備が進まないかもしれませんが、スタッフと協力して行うことでスムーズに進めていくことができます。

気になる方は、ぜひお気軽に見学相談に来てください!