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チャレンジドジャパン・ニュース

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コーポレート

就職者インタビュー エンジニアとして復職

今回はXさん(30代男性・統合失調症・精神3級)の就職までの道のりをご紹介します。Xさんは大学卒業後、CADオペレーターとして10年以上働いていましたが、精神疾患を発症し退職。入院治療、デイケアを経てチャレンジドジャパン新横浜センターの利用を開始し、この度、再びCADオペレーターとしての就職が決定しました!

チャレンジドジャパンを利用したきっかけを教えてください。

デイケアに通っていたところ、「次のステップとしてこういうところが利用できるよ」と紹介されたことがきっかけでした。自宅から通いやすく、見学・体験をしてセンターの雰囲気やスタッフさんの丁寧な対応が気に入り、利用を決めました。

チャレンジドジャパンはどのように利用していましたか?

最初は週3日の通所から始め、1~2か月後から週5日の通所と徐々に日数を増やしていきました。最初は色々なプログラムに参加して職場でのコミュニケーションの練習や障害との付き合い方、職場への伝え方等について理解を深め、再就職に向けて準備を整えていきました。利用開始して1年後くらいから本格的に就職活動を始めました。

就職活動はどうでしたか?

私はエンジニアとしてもう一度ものづくりを仕事にしたいと思っていました。そこでクローズでの就職を目指して自分で応募書類を作成し、Web応募を中心に就職活動をしていましたが、なかなか書類選考が通らず苦戦しました。オープンの求人も応募するようになり、スタッフさんに応募書類を添削してもらって志望動機などがより明確になった結果、いくつかの求人で面接へ進めました。
面接練習を手厚くしてもらえたことは大きかったです。新卒の就活以来の面接だったため緊張がありましたが、毎週1回色々なスタッフさんと面接練習をしたことが自信になりました。

これからの意気込みを教えてください。

ブランクもあるので、まずは落ち着いてきちんと仕事を覚え、早く自分のペースをつかみたいです。給料が入ったら、ブランク期間を支えてくれた家族に何かお返しをしたり、お金を貯めて自分のために使えたらと思っています。

これから就職や就労移行の利用を目指す人に一言お願いします。

まずは怖がらずに一歩踏み出してほしいと思います。自分自身、「(就労移行のような)施設に通うのはどうなんだろう?」と不安がありましたが、通い始めてみると生活習慣が整い、再就職することができました。