チャレンジドジャパンは、4月1日に宮城県仙台市青葉区の仙台本町にて2020年の入社辞令交付式を行いました。社会への第一歩を当社で歩み始める新入社員に対し、社長の白石より当社社員としての心構えを示すとともに、これからの福祉業界を牽引していく若い社員への期待の気持ちを伝えました。

<社長挨拶要旨>

 本日は入社おめでとうございます。 数ある会社の中から株式会社チャレンジドジャパンを選んで頂いて本当にありがとうございます。

 新型コロナウイルスがいま猛威を奮っていて、皆さん本当に不安だと思います。しかし、不安な気持ちを拭い去って無くすということはとても難しいことです。今一番求められているのは、不安な気持ちを自分の中で消化して、向き合って、やるべきことをやるということです。やるべきことは本当にたくさんあります。まずは手を洗うこと、うがいをすること、人と距離をおいて話すこと、他にもたくさんあります。それを一つ一つやっていくことで、不安はある程度解消されていきます。 不安をすべて取り除こうとするのではなく、不安に向き合いしっかりした行動をとっていくことが職員には求められます。

 つぎに、株式会社チャレンジドジャパンの役割についてお話します。 その役割は大きく分けて2つあります。

 1つ目は、利用者さんに対する役割で、利用者さんに自分の天職を見つけていただくことです。天職というのは「自分がこの仕事だったらどんな障害を乗り越えてでもやってみたいと思える仕事」です。 天職はなかなか見つかるものではありませんが、「天職をみつけたい」という気持ち無しには、見つかるものではありません。その気持ちを醸成し、見つけられればそれは素敵なことです。見つけられなくても「自分の天職はなんなのか」と利用者さんが考えられるように働きかけることが皆さんの役割になってきます。

 2つめは、社会に対する役割です。 社会に対しては我々は労働力を供給していかなければなりません。 これから少子化の影響で日本人の労働人口はどんどん減ってきます。その中では、障害のあるなしに関わらず働ける人は働かなければならなくなっていきます。そういう社会だということを利用者さんにも認識していただいて、社会に対して労働力として提供していくことを、我々は会社の役割として背負っています。

 この2つの役割を背負うために、職員の皆さん一人一人には、それぞれの仕事というものが割り与えられます。それは、まずは皆さんが「やりたい仕事」よりも「できる仕事」に向き合って、取り組んでいただきたいということです。

 先程お伝えした「天職」は、やりたい仕事を追い求めて見つけらるものではありません。できる仕事を一つ一つこなしていって、その中で「自分はこの仕事がやりたいな」と思える仕事に出会えることが天職を見つけるということになります。利用者さんに天職を見つけていただくと同時に、皆さんにもこの仕事を天職にしていってもらえればと思います。

 さて、本日より3日間、地元仙台の河北新報に「社長の私がどうして障害者雇用に取り組んでいるのか」というメッセージが掲載され、社会に向けて発信しています。そこでは、「障害者雇用はなぜ必要なのか」という大きな問題に、次のように答えています。

 法律が定めているから障害者雇用が必要なのかというと違います。それは目的と手段が一緒になっています。法律で定めるのはあくまで手段としてだからです。それでは、働き手が不足しているから障害者雇用をするのでしょうか?それも一方的に感じます。働き手が不足している農業分野だけに障害者雇用が必要かといえば、そうでないのはおわかりかと思います。

 それではなぜなのか。

 人間は皆社会に参加する権利と義務があるからです。働き手不足だからと言うと、義務だけになってしまいます。「働く」とはどういうことなのでしょうか? 人は誰でも他人の役に立ちたいと思うわけです。他人の役に立ちたいという思いと、他人から必要とされたり褒められること、この2つが無いと本当に働いているとは言えないのではないかと思います。

 新入社員の皆さん自身も「障害者雇用はなぜ必要なのか」ということを、今日からの研修を通して向き合っていただいて、皆さんなりの言葉で説明できるようにしていただきたいです。 私達の会社というのは、社会に対して本当に大きな役割を担っています。その一員として、プロフェッショナルとして、今日から働いていただかなければなりません。その気概と誇りを持って今日から取り組んでください

2020年4月1日
株式会社チャレンジドジャパン
代表取締役白石圭太郎